清澄寺




清澄寺の千年杉


本堂(大堂)

千光山清澄寺は、宝亀二年(七七一)不思議法師が自ら刻まれた虚空蔵菩薩の御像を祀って開基され
その後平安時代に慈覚大師が来って僧坊・堂宇を建立整備して開創された房総第一の天台宗の大寺
でありました。
その後約八百年を経て江戸時代の初期徳川家康公の帰依を得た仲恩坊頼勢法印が恩賞として賜った
十万石の格式・五百石の朱印・醍醐三宝院宮別院の称号(このため菊花御紋章を許される)及び本山
格式等を背景に再興し、その時以来真言宗智山派の法脈に属して約三百八十年続いてまいりました。
しかし、大正年代になると排仏毀釈の嵐の余波と此地を襲った台風のため、衰微の極みに達していた
當寺の起死回生をはかるには日蓮宗転宗帰属する以外に道無しとする機運が昂まりました。
幾多の困難や曲折を凌いで遂に改宗の大事が決定し、昭和二十四年二月十六日を以って宗祖日蓮
聖人出家得度・立教開宗の霊跡、日蓮宗大本山清澄寺となったのであります。
本堂正面には智慧福徳願望成就の利益お授け下さる名高い虚空菩薩の尊像が安置されています。
=清澄寺 看板より引用=



清澄の大スギ(千年杉)

スギは、本来わが国特産の植物で、その分布は本州、四国、九州から南の屋久島に自生する
といわれています。巨大なスギは、クスノキ同様、御神木として寺社の境内に多く見受けられます。
この大スギも、樹齢は不明ですが「千年スギ」と呼ばれ、一千年をこえる清澄寺の歴史を物語る
霊木とされています。
樹容は、根廻りの太さ約十七.五メートル、目通りの太さ約十五メートル、樹高約四十七メートルです。
この大きさは、国の特別天然記念物に指定されている高知県大豊町八坂神社の「杉の大スギ」と
岐阜県白鳥町の「石徹白の大スギ」にくらべても勝るとも劣らないものであり、植物学上も貴重な
ものとして、大正十三年十二月九日、国から天然記念物に指定され、その保護がはかられています。
昭和二十九年の台風により、となりに並び立っていたスギが倒れたとき、南側に出ていた大きな枝が
折られ樹容を損ねたことは惜しまれます。
中心部は腐朽し、基部には空洞があり、祠となっていますが、老大木としては樹勢も良好です。

=清澄寺 看板より引用=


清澄のモリアオガエル

モリアオガエルは、日本特産のカエルで、本州、四国、九州の山地に分布しています。
体調は五~九センチメートルで、体の色は保護色ですが、ふだんは緑色か暗褐色で、美しい
不規則の斑紋のあるものもいます。
普通は樹の上で生活していますが、繁殖期の五月から七月初旬には、池や水たまりの上に
さし出た枝等にあつまり、深夜雌一匹に雄数匹が加わり、淡黄色の卵とともに、ニカワ状の物質を
排出し、後肢でかきまわし泡状の大きな卵塊をつくりあげます。
千葉県では、清澄山から鹿野山を結んだ線上に分布し、清澄ではこの池の周辺に生息しています。
この生息地は千葉県内の代表生息地として、昭和四十年四月二十七日千葉県天然記念物に
指定されました。

=清澄寺 看板より引用=

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