高照寺
「高照寺」さんのホームページはこちらから 千葉県指定天然記念物 高照寺ノ乳公孫樹

本樹は高照寺東側境内の墓地にあって、大きな乳柱が多数発生しているため乳イチョウと称されている。
百年ほど前の火災で主幹の上部が枯れ、樹高は十メートル余にすぎないが、樹冠が広がり墓石群の
一部を覆っている。主幹西南側から大きな横枝がでて、その下端に乳柱が数多く発生し、東北側にも
多くの乳柱が垂れ下がり、数本は地中に伸びてまるで根のように見えるものもある。
この樹には百以上の乳柱があるといわれ、大きなものは周囲が約二メートル近くもある。根回りは
十メートルあり、樹齢は不明だが昭和の初期ここを訪れた牧野富太郎博士は、千年をこえると推定
された。樹形は海風の影響もあり、本堂から見ると西から東へなびいたきれいな旗形をしていたが、
次第に横枝が傾斜し、荷重のため主幹に裂け目を生じてきた。横枝の傾斜が墓石にのしかかるように
なったので、近年支柱を設置し、さらに東側の枝を伐採して、荷重を減らす処置を施した。
本樹にまつわる寺伝では「千余年の昔一聖僧この地で法華経読誦により里人の乳不足で悩める婦人を
治し、乳飲み子の成長を容易にしたという。僧の死後、里人徳を偲び墓上にイチョウを一樹を植えた
ところ、生長するに応じ乳柱を生じて、乳汁不足の者は来り詣でこれを治すに効能顕著なり」とある。

=高照寺 看板より引用=

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